男里川定例探鳥会の報告:平成30年(2018年)度

2018/11/24(土)/天候:晴れ/参加者16名/観察種数37種/鳥合わせ

今月は、新たにカンムリカイツブリやジョウビタキ、アオジ、オオジュリンといった冬鳥が見られました。

カモは、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモの4種類で先月と変わりはありませんでしたが、ヒドリガモは各地に分散したのか、先月のような百羽を越える群れは見られなくなっていました。

上空には、ハイタカやチョウゲンボウが舞い、水面にダイブして魚を捕獲するミサゴの姿などをジックリと観察することができました。探鳥会開始前にはオオタカも出現したそうです。

その影響かアオジやオオジュリンなどの小鳥類は警戒してかヨシに潜み、全身をキッチリと観察できなかったのが、少し残念でしたが、40種近い野鳥と出会うことができました。参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。

参加リーダー:北野谷、酒井、中田(写真)、中野(報告)

2018/10/27(土)/天候:晴れ/参加者17名/観察種数33種/鳥合わせ

海岸に向かう途中、海上沖合をウミネコが次々と途切れることなく泉佐野方向に向かっていました。漁船が漁港に帰って来たのでしょうか?その光景は圧巻でした。

今日は水位が高く、テトラポット際が歩けなかったので、道路から上流のうど橋に向かいました。

途中、擁壁が低くなった所から見渡すと、小魚を漁る多くのサギ類やヒドリガモの群れ、草の種を啄むオオカワラヒワの小群などが見られました。

少し遠かったですが、中州の玉石の中で休むイカルチドリに混じり、2羽のタシギの姿がありました。いつものコースであれば多分タシギは見つからなかったかと思います。

左岸側の河口部にはウミネコが戻りだしており、その中に数羽のセグロカモメとオオセグロカモメの幼鳥が混じっていたので、その識別に挑戦しました。

また、ヒドリガモの大きな群れも見られ、その多くがエクリプスの状態でしたので、オスとメスの見分け方にも挑戦しました。

男里川は大阪の南端で、足回りが少し不便ですが、野鳥との距離が比較的近く、参加者も少ないことから、参加者全員が、このようなきめ細かい観察ができるのも、男里川定例探鳥会の長所だと思っています。

今日は爽やかな秋晴れの中、参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。これから、冬鳥の種類・個体数も増え、男里川は野鳥で一番賑わう時期を迎えます。

参加リーダー:北野谷、榮本、酒井、中田(写真)、中野(報告)

2018/9/22(土)/天候:晴れ/参加者9名/観察種数24種/鳥合わせ

前日からの雨も集合時には上がる。

今日は潮の状態が良いので、シギチとの出会いに期待して現地に向かったが、数日来の降雨のためか、水位が高く期待した程の干潟が干出せず。

そのためか、餌となる小魚が多く上がっているのか、サギ類の姿が多い。ウミネコの個体数も増加し百羽を越える。今日はサギ類やウミネコの姿がやたらと目立っていた。

一方、お目当てのシギ・チドリは、干潟が干出していないため、ほとんどが中州や海岸の玉石の中に姿を潜めており、保護色のためその姿をさがすのに一苦労。

そんな中、参加された皆さんは、レピタの方ばかりだったので、次々とシギ・チドリを見つけ楽しんでおられていた。

参加リーダー:北野谷、榮本、中田(写真)、中野(報告)

2018/8/25(土)/天候:晴れ/参加者13名/観察種数29種/鳥合わせ

今年のシギ・チドリの秋の渡りは早いようで、イカルチドリ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、トウネンの10種類を確認しました。

例年8月の記録は、6~8種ですが、今月は、2013年~2017年の間で最多の記録です。

西日本豪雨や台風20号などの影響で堆積土砂が削り取られたりして、男里川の川幅が以前の2倍程に広がったりと大きく変貌しており、常連の方はその変り様に驚いておられました。特に左岸側が大きく変貌していました。

今日、確認したシギ、チドリの多くは左岸側で見られ、この変化はシギやチドリにとっては、良い棲息環境に変化したのかも知れません。

今日は三脚が吹き飛ばされそうな強風の中での探鳥でしたが、この時期としては、思いの他、多くのシギやチドリと出会えることができ、参加された皆さんは満足されたようでした。

日中は、まだまだ残暑が厳しいですが、ツバメの姿が随分と少なくなり、河原ではトンボの群れが飛び、キリギリスに代わりコオロギ類の鳴き声が聴かれるようになるなど、秋の気配が感じとれました。

参加リーダー:北野谷、中田(写真)、中野(報告)

2018/7/28(土)/天候:くもり時々小雨/参加者12名/観察種数23種/鳥合わせ

今月は清掃探鳥会。右岸菟砥橋袂のコンビニの駐車場に集合し、海岸部に向かって、探鳥しながらゴミを回収。自然に分解しないペットボトルや空き缶、空き瓶を中心に90L入りの大きなゴミ袋で、小雨降る中、3袋のゴミを回収。

菟砥橋周辺では小魚を探すコサギやダイサギ、アオサギが。河口部で複数羽のキアシシギやイカルチドリ、コチドリ、シロチドリが見られ海岸部に新たにできた砂嘴には80羽程のウミネコが結集していた。

国立民族博物館での勤務を終えられ、今日関空17時発の飛行機でカナダに帰国されるスコットさんが参加された。スコットさんは支部のいろんな探鳥会に参加されスコットさんファンも多いようで、今日も見送りを兼ねて3人の方が探鳥会に参加された。

男里川にも何回か参加いただき、シギやチドリが比較的近くで観察できるので、お気に入りの探鳥地だったようだ。日本を離れる間際にも関らず参加いただいたのは、その表れではないかと思う。ひょっとすると、この小雨は日本を離れられるスコットさんの涙雨だったかも知れない。

小雨降る中、スコットさんを囲んで全員で記念写真を撮り探鳥会を終了した。スコットさんお元気で。来日された際は、また男里川にお越しください。

参加リーダー:中田(写真)、酒井、中野(報告)

2018/6/23(土)/天候:くもりのち雨/参加者6名/観察種数24種/鳥合わせ

今にも降り出しそうな雲行きの中、25種の野鳥との出会いを目標に河口に向かった。

河口に到着して目に飛び込んできたのはムクドリの大群。50羽以上の3~4の群れが飛び交い、まるでヒヨドリの渡りのような光景だった。

河口部ではコチドリやシロチドリ、ミサゴ、サギ類などの姿は見られたが全体的に野鳥の姿は淋しい状況だった。

干潟に目を移すと干潟表面を白い小石を散りばめたようにハクセンシオマネキがびっしりと動ごめく。アシハラガ二やヤマトオサガニ、シオマネキなども活発に活動していて正に「カニ天国」といった様相を呈していた。

干潟でのカニ観察後、セグロセキレイの幼鳥やハシブトガラスの親子、オオヨシキリなどを探鳥しながら右岸を上流へと向かったが、

11時頃から雨足が強くなってきたので、目標にしていた25種(ドバト除く)に2種届かなかったが、うど橋の橋下で鳥合わせを行い解散とした。

今日は午前中の降水確率が70%の予報でしたので多分、参加者は来られないだろと思っていましたが、この様な天候にも関らず3人の方の参加がありました。参加いただいた皆さんお疲れ様でした。

参加リーダー:北野谷、中田(写真)、中野(報告)

2018/5/26(土)/天候:くもり/参加者21名/観察種数28種/鳥合わせ

今日は、過去にケリの繁殖が確認された下水処理場に立ち寄ってから河口に向かった。

下水処理場内の太陽光パネル上に数羽のケリが止まっており、しばらくすると1羽のトビが近づき数羽のケリがけたたましい鳴き声を発し威嚇を続けた。

ヒナの姿は確認できなかったが、今年もここで繁殖しているようだ。

河口に到着すると今月も「貝毒」は解除されておらず、人影も少なくひっそりとしてヒバリやセッカ、イソヒヨドリのさえずりが響き渡る。

巣立って間もないツバメの幼鳥が河原を飛び回り、親を追いかけてエサをねだるムクドリのヒナの姿が観察できた。

今月もシギやチドリとの出会いに期待して参加された方も多かったが、ほとんどのシギやチドリは通過してしまったようで、種類・個体数も少なく参加された皆さんには少し申訳けなかった。

今日、確認できたシギやチドリは、ケリ、シロチドリ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、キアシシギの6種類で個体数はそれぞれ数羽程度。

シギやチドリが通過した干潟はカニたちの動きも活発りなり、カニ天国到来の様相を呈してきた。

来月の探鳥会は野鳥観察に加えカニの観察もする予定で、子どもたちの参加があれば「たくあん」をエサにカニ釣りに挑戦したい。

観察会終了直後に2羽のキョウジョシギが見つかり残っておられた半数近くの方は観察や撮影を楽しまれていた。

  

参加リーダー:北野谷、中田(写真)、榮本、酒井(写真)、中野(報告)

2018/4/28(土)/天候:はれ/参加者25名/観察種数38種/鳥合わせ

今月も「貝毒」が解除されておらず、河口部は人影もまばら。

ツバメが飛び交い、シロチドリやチュウシャクシギの鳴き声が響きわたり、海上沖合ではコアジサシも見られた。

カモやカモメ類はめっきり少なくなり、男里川はシギやチドリ類が主役となったことから、今月はシギやチドリ類を中心に探鳥。

ケリ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、ハマシギの10種類を確認した。

コチドリ、シロチドリ、チュウシャクシギは河口部の至る所で見られたが、メダイチドリ、トウネン、ハマシギは探し回ってやっと数羽を確認したという状況だった。

10年程前には群れで普通に見られたが、その後、年々減少し、遂に探し回らなければ見られないという状況になってしまった。

シギチ以外では、小魚を加えた1羽のコアジサシを複数羽のユリカモメが追いかけまわし、小魚を奪い取るという、今まで目にしたことのない光景が何回か見られた。

  

参加リーダー:北野谷、中田(写真)、榮本、中野(報告)

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