「万博公園」定例探鳥会のお誘い

昭和45(1970)年に千里丘陵で開催された日本万国博覧会から満45年、未来への発展を夢見たパビリオン跡地に植えられた樹木が生長し、人にも野鳥にも安らぎを与えてくれる緑豊かなオアシスとなりました。

万博公園は大阪近郊の平野部で一番大きな緑の塊、しかも和洋折衷のさまざまな樹木が四季折々に花を咲かせ実をつけることから、いろんな鳥が集まっています。

5月11日(土)
万博公園定例探鳥会のお誘い

春の渡りの季節が終わりに近づき、しんがりのメボソムシクイや、園内での繁殖も期待されるキビタキ、今春万博公園で生まれたばかりのエナガ・シジュウカラの幼鳥との出会いを楽しみに、園内を一巡する予定。


今月の野鳥:メジロ

華やかなソメイヨシノに目を奪われる爛漫の4月、いろんな花々の中に、桜と同じバラ科のザイフリボクがある。ザイフリボクは5弁の花びらが白く大きく、昔戦場で大将が「采配を振る」ときに使われた「采」に似ているとしてつけられている。また、ザイフリボクの花びらから、注連縄(しめなわ)やお祓いなどに白い紙を切って垂らす「紙垂(しで)」に似ているとして、シデザクラの別名がある。

ザイフリボク(国産)のほかに、近縁種のアメリカザイフリボク(米国産)があるが、両種ともはソメイヨシノより少し遅い4月中旬に咲いている。万博公園日本庭園お茶室(千里庵・万里庵)の西側高台周辺で、両種が植栽されており、国産は若葉とともに花が咲き、米国産は花が咲いたあとから葉が出るという違いも見ることができる。

アメリカザイフリボクの実は、赤紫色で見た目が美味しく、生で食べることができ、果実の季節(6月)から「ジューンベリー」と呼ばれている。生で食べる他、ジャムなどに加工され、鮮やかな色を生かして食卓の彩りにも利用される。万博公園に住む甘党の鳥メジロやヒヨドリは、ジューンベリーの実るのを待ちきれずに訪れてくる。

今月の写真は、アメリカザイフリボクの実に来ているメジロ、熟していない青い実が多い中から、赤く熟した実を選んで食べていることがわかる。私も探鳥会で熟した実を見つけると、鳥の上前をはねるようにして試食し、甘さを確認している。

後は省略:千里タイムズ80号をご参照ください。

「万博公園」
定例探鳥会(第2土曜)

担当ボランティア

担当:
足立道成氏他

千里タイムズ記事

探鳥会報告・記録

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