「万博公園」定例探鳥会のお誘い

昭和45(1970)年に千里丘陵で開催された日本万国博覧会から満45年、未来への発展を夢見たパビリオン跡地に植えられた樹木が生長し、人にも野鳥にも安らぎを与えてくれる緑豊かなオアシスとなりました。

万博公園は大阪近郊の平野部で一番大きな緑の塊、しかも和洋折衷のさまざまな樹木が四季折々に花を咲かせ実をつけることから、いろんな鳥が集まっています。

10月13日(土)
万博公園定例探鳥会のお誘い

信州や北海道で繁殖子育てをした小鳥が、越冬地の南国に渡る途中に大阪近郊の公園の林で休んでいく季節。

コサメビタキ・キビタキ、そしてノビタキなどとの出会いを楽しみに万博公園内を一巡する予定。

今月の野鳥:ノビタキ

今月の鳥はノビタキ、秋の草原で休んでいて、草丈の高いススキや草原に残る木の上に直立し、胸を張った姿勢で止まっている、愛らしい姿で人気の鳥である。

ノビタキは体長13㎝とスズメよりやや小さな小鳥、ユーラシア大陸北中部に広く分布・繁殖しており、冬期には南へ渡っていく。日本では夏鳥として渡来し、北海道の草原や本州中部以北の高原などで繁殖しており、渡りの季節には平地の草地や農耕地、そして公園内の草はらで観察できる。

ノビタキは万博公園など大阪近郊で春と秋の渡りの季節に姿を見せるが、同じ草原の鳥と言ってもモズなどに比べると広い草原を好んでいる。

草原では一番高い所に止まっていて、餌の虫を見つけると草の間に隠れるが、すぐに同じ所や近くの高い所に戻ってくるので、一度見つけるとずっと観察し続けることができる嬉しい鳥である。

ノビタキ雄は春秋で頭の色変え、来春帰ってくるときに頭が真っ黒になっているが、この変化は羽の先端が越冬地にいる間に擦り切れることにある。

冬鳥のアトリ雄も春に頭が真っ黒になるが、アトリは毎日観察でき徐々に変化する状況を見ることできるので、ノビタキの越冬地での羽色の変化はアトリと同じ仕組み・色の変化をたどっていると推定している。

今回の写真は秋なので、雌雄の違いが分かりにくいが、初列雨覆先端の白斑から、2羽とも今年生まれた若鳥(第1回冬羽)と思われる。

後は省略:千里タイムズ73号をご参照ください。

「万博公園」
定例探鳥会(第2土曜)

担当ボランティア

担当:
足立道成氏他

千里タイムズ記事

探鳥会報告・記録

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